先日、
Jemma Jammseのオーナー様からお電話がありました。
Custom-madeのご依頼でした。
eccominは時々、このような個人的なオーダーニットも受けているのですが。
今回の依頼主は、Jemmaさんに雪の中カートをひいていらしたおばあさん。
お姉さんが編んでくれたという、所々ほつれてフェルト化してしまった年期の入った
ニットパンツをもって来られました。
とても気に入ったパンツだったようで、同じようなものを以前
お友だちに編んでもらったようなのですが、
暖かさはお姉さんのものにはおよばなかったようです。
しかし、
「お姉さんのパンツ」はもうボロボロ。

そして、JemmaさんでeccominのKnitをみたおばあさんは
"これならいいわぁ〜"
と糸を気に入って
「お姉さんのパンツ」をオーダーして下さったのです。
eccominは思います。
こんな風に気に入ったものをながく愛して。着て。
そして、またもしかしたら誰かの手で新たなものになる。
eccominのKnitをどこかでだれかがボロボロになるまで
着てくれて、そしてそれでも捨てられない、
そんな風に思ってもらえるものづくりがしたい。と。
誰かを幸せなキモチにできるKnitをつくっていけたら
eccominは本当に幸せだなぁ〜